FACULTY OF SCIENCE AND ENGINEERING, GRADUATE SCHOOL OF ENGINEERING, IWATE UNIVERSITY

物理・材料理工学科 マテリアルコース

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内藤研究室

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機能性酸化物の基礎物性評価と応用研究


教授 内藤 智之

超伝導材料と熱電エネルギー変換材料を対象に、来るべきエネルギー危機に対して材料開発の立場から積極的に関わることを目指して研究と教育を行っています。超伝導分野では、超伝導体を用いて永久磁石の数十倍の強さ(5万ガウス)を有する超強力磁石の開発に成功し、有害物質を除去する環境浄化用磁気分離や、薬品を体内の患部に迅速に輸送するドラッグデリバリーシステムなどへの応用を積極的に行っています。

また熱エネルギーを電気エネルギーに変換する(熱電変換)材料の分野では、金属酸化物を中心に新しい熱電変換材料の開発を目指しています。大量に放出される生活廃熱を有効に電気エネルギーに変換できる材料、しかも有害元素を含まない材料の開発は急務であり、多くの企業や国内外の研究機関との共同研究を行っています。卒業研究では、「自分で試料を作って、自分で測定する」ことをモットーに、材料開発の基礎を一緒に経験します。

いずれも岩手大学オリジナルな研究テーマであり、新しい問題を解決する能力を備えた人材の育成と、常に応用を目指した最先端の研究を心がけています。


紙幣に含まれる微量な磁性インクでも超強力磁石に付く

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